ICCFの2016年の対局カレンダー

ICCFの2016年の対局カレンダーが掲載されました

Calendar of Events 2016

国際戦に開始の1ヶ月前から募集ですので、対局予定の方や挑戦してみたい方は、準備を開始してください。

参加方法は、国際トーナメント申し込み方法 まで。
2015年1-3月
ICCF個人別世界選手権予選開始

2016年4-6月
ICCF個人別世界選手権 準決勝開始
ICCF第19期オリンピアッド決勝開始
ICCF 第13期招待制個人別選手権決勝NAICCC(North American Invitational CC Championship/NAPZ Invitational Championship)

2016年7-9月
ICCF個人別世界選手権 3/4決勝開始
ICCF第5期ベテランワールドカップ決勝開始
ICCF第9期ベテランワールドカップ予選開始
ICCF第7期Webchess Open開始
ICCF 第7期チーム選手権PATT(Pacific Area Team Tournament)開始

2016年10-12月
ICCF第7回チャンピオンリーグ 開始
ICCF第9期インターゾーンチームトーナメント開始

2015年11月29日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : JCCA00035

通信チェス対局にあたってのガイドやマニュアル

通信チェス対局にあたってのガイドやマニュアルを以下にまとめています。

通信チェス競技規則(2017-01-01)(郵便対局)(サーバー対局) JCCAでの通信チェスのルールです。ICCFのルールが基本ですが、JCCAのローカルルールもあります。

通信チェス競技規則(2011-07-01) 2016-12-31までの旧競技規則です。

ICCF WebServer戦操作マニュアル Web対局のためのWebシステムの操作マニュアルです。

通信チェスへの招待 このホームページに記載の入会にあたっての案内を記載しています。

通信チェスチュートリアル 電子メールで行っていた通信チェスの練習でのテキストです。

 

トルコのチャンピオントーナメントの棋譜集

アジアアフリカ地域選手権の対戦相手のトルコの方から

トルコのチャンピオントーナメントの棋譜集の電子マガジンのURLの連絡がありました。

有料のダウンロードソフトへの誘導がありますが、PDFなので、

PDFとしてそのままダウンロードするか、Webで閲覧するだけなら、プラウザで動作するので、問題ありません。

Antalya Chess Express

 http://www.mediafire.com/view/?kjmc3ntzfm12lfs
です。

			
2015年11月8日 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : jccaadmin

25th World Champion GM Fabio Finocchiaroのインタビュー抄訳

6/6に25th World Championの GM Fabio Finocchiaroのインタビューが

ICCFサイトに掲載されたので抄訳します。

イタリアの方でレイティングは2621です。14歳からチェスを始め、1998年にGMになりました。

途中、18歳で個人的なまた家庭の事情でチェスから遠ざかり、

1968年に通信チェスのプレイヤーと知り合い、ICCFの大会に参加したそうです。

第15期の世界選手権決勝で、6位となり、第21期、第26期決勝進出者決定戦では1位となっています。

世界チャンピオンになるこつは、対局相手を研究することだそうです。

Chessbase11とMegadatabase2012と

Corrdatabase2012(ICCFの主要大会が全て記録されているデータベース)を使っているとのことです。

挑戦的な試合をするプレイヤーでは、Ninov, Brooks, Akesson, Mielke and Hallの5名だそうです。.

決勝でお気に入りのゲームは以下です。

[Event “WCCC Final 25”]
[Site “?”]
[Date “2009.12.10”]
[Round “?”]
[White “Finocchiaro, Fabio”]
[Black “Ninov”]
[Result “1-0”]
[ECO “D31”]
[Annotator “Finocchiaro, Fabio”]
[PlyCount “121”]
[EventDate “2013.??.??”]

1. d4 d5 2. c4 e6 3. Nc3 Bb4 4. e3 c5 5. a3 Bxc3+ 6. bxc3 Ne7 7. cxd5 exd5 8.
Bd3 Bf5 9. Bxf5 Nxf5 10. Qb3 Qd7 11. Rb1 cxd4 12. cxd4 b6 13. Ne2 Nc6 14. Nf4
Nce7 15. a4 O-O 16. Qb5 Qd6 17. Bd2 Qd8 18. O-O g5 19. Nh5 Nd6 20. Qb3 f5 21.
Bb4 Nc4 22. h4 h6 23. hxg5 hxg5 24. e4 $1 fxe4 25. Qh3 Rf7 26. Qe6 Qc8 27. Qh6
Qc6 28. Qxg5+ Qg6 ({If} 28… Ng6 29. f4 Kh7 (29… exf3 30. Rb3 Rc8 31. Rbxf3)
30. f5 Nh8 31. f6 Rg8 32. Ng7 Rgxg7 33. Qh5+ Kg8 34. fxg7) 29. Bxe7 Qxg5 30.
Bxg5 Rf5 31. Nf6+ Kg7 32. Bh4 Rh8 33. g3 Rxh4 34. Ne8+ Kf8 35. gxh4 Kxe8 36.
Rfc1 Rh5 37. Kg2 Rxh4 38. Rb5 Rh5 39. a5 ({If} 39. Rxc4 $2 a6) 39… Nxa5 40.
Rc7 Nc4 41. Rxa7 Rf5 42. Kg1 Kd8 ({Now if} 42… e3 43. fxe3 Nxe3 44. Rxb6) 43.
Rb3 Rg5+ 44. Rg3 Nd2 45. Rxg5 Nf3+ 46. Kf1 Nxg5 47. Ke2 Nf3 48. Ke3 Ne1 49. Rg7
Ke8 50. Kd2 Nf3+ 51. Kc3 b5 52. Rh7 b4+ 53. Kxb4 Nxd4 54. Kc5 Nc2 55. Kxd5 e3
56. fxe3 Nxe3+ 57. Ke6 Kf8 58. Rc7 Ng4 59. Rf7+ Kg8 60. Rf4 Nh6 61. Kf6 (61.
Kf6 Nf7 62. Rd4 Kf8 63. Rd7 {wins}) 1-0

今後の通信チェスとしては、Webの試合に力を入れていきたいと述べてました。

第28期、第29期の決勝に参加すべく、挑んでいるそうです。

2015年11月8日 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : jccaadmin

0.5勝を目指して

ニュースレター17号から

1.概要 初めての1勝はうれしいものです。その1勝を目指すために、いろいろと書籍を読んだり、棋譜の分析をしたりします。でも、最初の目標を1勝するではなく、引き分けとできることも十分棋力アップにつながります。

17号から、0.5勝を目指すためのちょっとしたヒントをいくつか掲載する予定です。

今回、第1弾の時間管理からはじめます。最初に時間管理をの必要性を説明します。、次に、時間管理を具体的にどうするか、最後に参考例として私の場合どうしているかを説明します。

2.時間管理の必要性

 チェスでは競技の場合、対局の制限時間がルールとしてあります。制限時間内に指し手が指されない場合、通常時間切れとなります。

 通信チェスでは、制限時間の単位は時間ではなく、日数となります。少なくても0.5勝を目指す場合、日数切れ負けは特に回避する要素です。

 さて、どんな場合、日数切れが発生するでしょうか?

 よくあるのが、週末にまとめてという場合が発生しがちです。週1日しか検討にとれないとすると、日曜に発送、火曜に相手に到着、金曜に自分に到着では、日曜送付なら+2日ですが、土日が私事でいっぱいになると翌週で+9日です。このペースでは、30日は、3手ですぐ過ぎてしまいます。

 次に電子メールですぐ返せると思う場合です。電子メールは、当日受信、当日発信が可能ですが、平日に時間がさけない、休日にもなかなか時間が割けないとするとあっと間に1週間が過ぎます。残り10日で10手という場合になる場合もあり、ちょっとの用事の割り込みで、あっと間に日数が過ぎていきます。

3.時間管理の具体的な仕方

 1手に最低1日は必要とすると、時間管理の肝は、残りの余裕日数が少なくても各10手ごとまでの日間があるかということです。いくつかの気にしておくことを3点まとめます。

 1)残り日数が、10手あるか?

 2)13日間として2日間で指せているか?

 3)序盤、中盤、終盤のどこに余裕日数の蓄積を考えているか?

 まず、1)残り日数が、10手あるか?では、細かく言うと

手を指したときに、手の番号をm、手の最後の末尾の数字をnとした場合、

m/30*10日の持ち日数の残りは、10-nかを確認しておくこととなります。

例として、22手目指しているとすると、30手までには、60日です。22手目だと、残り、8手指して、30日追加ですので、10-2=8が、残りであるかを確認します。

わかりやすくすると10日余裕を持っておくでもよいです。

 2)13日間として2日間で指せているか?では、1030日なので、平均とすると13日となります。余裕を1手単位で取るという考え方だと、2日で指そうという考え方になります。この場合は、どんどん余裕日数が増えていきますので、1)の考えと併用すると、要所では、さらに10日を残して、使い切るという手もとれます。

 3)序盤、中盤、終盤のどこに余裕日数の蓄積を考えているか?では、局面で、1)2)をどう使うのかということです。

序盤は、余裕日数の蓄積をし、中盤以降で、利用していくという考え方もあります。 対局開始の通知日と対局基準日の差の期間を利用して余裕日数を作るという考え方もあります。

4.(参考例)私の場合

 平均同時20-30局以上対局しています。平日は、一日あたり60分間がチェスに割けて良いところです。ここに、いろいろなJCCA関係を詰め込みます。休日は、プレイヤーとしてではないJCCAの仕事優先です。そのため、基本方針の時間割りとして、11局の考慮時間5分。考慮する手の深さは、3手前後。疑問があれば、翌日に再考慮としています。平均1.5日、遅くても、3日以内には返信するとしています。私の読み筋に相手が指してくる場合、特にWeb戦は、ほとんどノータイムで返す場合もよくあります。

5.まとめ

 時間がないは、仕事でもよく嘆くせりふです。通信チェスでも時間がないこともよくあります。まとまった時間を確保しようと思うのではなく、日常の細切れの空白時間に割り込むというやり方が多くの対局を進めることに有効になります。

初めての郵便戦

ニュースレター16号から)

概要
まず、郵便戦の特徴とどういった活用ができるかを説明します。

次に郵便戦対局のための準備を説明します。

最後に、初心者の郵便戦を実施した対局例を参考に解説します。
1.郵便戦の特徴
郵便戦は、葉書(はがき)、封書を利用し、チェスの指し手をやりとりする対局方法です。

海外の人と対局する国際戦では、FAXとか電子メールも範囲に含まれています。

日本での国内戦では、葉書(はがき)、封書を利用しています。

葉書や封書は郵送日数もあり、余分に考えられたり、ゆとりを持っていられます。
また、多彩な切手や絵はがきなど使われる方もいますので、通信媒体の楽しみもあります。

イラストやメッセージを添えることもたやすいです。
また、郵便戦は、その他の通信手段と比べてあまりパソコンとかの設備を必要としません。
8行8列の図と棋譜を書くメモ用紙、葉書(はがき)があれば、

インタネットの通信事情が悪いところでも対局できます。緊急の場合は、代筆を頼むことも容易です。

知的なトレーニングとして郵便戦は割と入りやすい対局です。
さらに、郵便物を出しに郵便ポストまで歩くという運動にもなります。
但し、切手代がかかります。葉書(はがき)を使う場合国内で50円です。

週に1局1往復のペースが大体ですので、

予選を申し込むとすると月に3(人/試合)*4(回/月)*50(円/月)=600円です。

2.郵便戦のための準備
郵便戦を行うためには、どういう準備が必要でしょうか?他の通信手段と同様、

8行8列の図と棋譜を書くメモ用紙が必要です。メモ用紙でなくても、記録しておくものが必要となります。
メモ用紙の図は、P,R,B,N,Q,Kの記号で記録することが多いです。

黒の駒(こま)の場合、記号を○で囲って、白の駒と区別します。
指し手が進むたびに消しゴムで消して最新の局面に変えていきます。

人によっては、メモ用紙の局面を市販のチェス駒、チェス盤で手を考えることもするでしょう。

パソコンの有償、無償のソフトを利用して、

メモ用紙や駒や盤代わりをするという方法も良く採られる方法です。
次に葉書(はがき)です。必要項目を満たせば自由に書いてよいです。

もし、パソコンとか持っているのであれば、

図と必要項目を書いて葉書(はがき)に多量に印刷しておくと楽です。

封書の方もいますが、葉書(はがき)にするかは好みです。
国際戦では、手の移動を図に矢印で示す方法を採られる方もいます。

あとは、事務局にトーナメントを申し込んで実戦です。

3.初心者の郵便戦を実施した対局例
対局例として、私の娘の齋藤真実と高塚久美子さんの対局を取り上げます。対局の選択から説明します。
齋藤真実は、チェス暦がほとんどありません。

今回編集に参加することになり、チェスの対局の雰囲気をつかむ必要から、まず、はじめることとなりました。
最初、トーナメントのどれを選ぶかが問題です。

郵便、電子メール、ウェブといくつかありますが、週1回ペースでゆっくり指したい、絵もちょこっと描きたい、

雑談もしたいとか希望があり、郵便戦の選択となりました。
次にどの種類を選ぶか。初心者ですので、予選は人数が多いですので、遠慮しました。

残るは梯子段戦か2gameMatchかトリオ戦のどれかです。

早く対局するという前提だと梯子段戦か2gameMatchが残りました。

さらにベテランの方の対局がよいであろうという考慮がありました。

そこで、既に申し込まれているベテランの方と

マッチングの可能性の高い2gameMatch を申し込むこととなりました。
記録用紙代わりにパソコンを利用してます。

葉書(はがき)は、100円ショップで50枚100円を買い、表面のみ印刷し、

50円切手も取り合えず1シート20枚購入しました。50手程度準備しておけば、十分です。
真実は、そばに渡辺暁さん著のチェスの本があるのですが、

駒の動かし方のみ読んで、あとは、力攻めの方針でした。

オープニングが良く分からないというのが理由みたいです。

オープニングの指し手の根拠が分からないので意思のない指し手に思えるようです。
ここは、指し手の解説付進行です。

高レイティング同士の対局と違って、あちらにこちらに迷いがありますが、陥ったところも説明しますので、

初心者の方は、参考にして陥らないよう指されるよいでしょう。
A局(高塚久美子-齋藤真実)
1.e4 e5 2.Nf3 f6 3.Bc4 Ne7 4.d4 c6 5.dxe5 b5 6.Bb3 Ng6 7.exf6 gxf6 8.c3 c5  以降継続
2..f6あたりから、通常のオープニングから外れてきました。e5のポーンを守る手で選んだということでした。
3.Nxe5としておくと白が優位ですが、白は黒に少しやさしい手を指しました。
厳しい手では、3.Nxe5以降はQを動かし、Rのただ取りを狙います。
4.d4から、引き続き白優位の流れです。
B局(齋藤真実-高塚久美子)
1.d4 Nf6 2.f3 g6 3.e4 Bg7 4.c4 O-O 5.h4 d6 6.d5 c5 7.g4 Nbd7 8.g5 以降継続
2.f3あたりから、通常のオープニングから外れてきました。

手を変えたかったで選んだということでした。2..d5としてセンターに勢力を広げる手かと思いましたが、

まず守りの手を黒は選びました。
黒3手目は3..d6でもよいかと思います。4.c4の応手4.O-Oで黒が指しやすいです。白の
進行を見るとポーンしか動いていません。どこかで他(ほか)の駒を動かすとよかったでしょう。

4.終わりに
郵便戦は、電子メール、ウェブの普及で対局数は減るかもしれませんが、ローテクノロジーであるゆえに、

どこでもだれでも対局できる要素を持ちます。まず、試しに郵便戦の門を叩(たた)いてみてはどうでしょうか?

初めての国際戦

ニュースレター15号から)

(概要)

「初めての国際戦」では、まず、どんな契機で、国際戦を利用するかということと、通信チェスでの特徴を説明します。次に国際戦のための準備について説明します。最後にどんな国際戦から始めたらよいかを説明します。
全般の説明のあと、具体的に私の例を説明する流れで説明します。

1.通信チェスを使った国際戦
日本では、チェス人口が少ないため、対局の相手を探すのが大変です。
そのため、近くにチェスのクラブやサークルがない場合は、遠出をして対局することになります。
しかし、アメリカ、アジア、ヨーロッパという国々では、チェス人口が多く、定期的に毎月どこかの国でトーナメントが開催されています。海外を視野に入れる場合、対局の機会は大きく広がります。
ただし、海外の開催地の場合は、そこまでの旅費、宿泊や休暇をとるのが大変です。

そこで、通信チェスを利用することで、自宅にいながら、国際トーナメントに参加することができます。
リアルタイムのネット対局や対面対局の場合は、対局時間を拘束しますが、通信チェスの場合は、返答の制約日数はありますが、好きな時間に指し手を考えることもできます。

余裕のある時間帯の範囲で、もう少し、対局相手を増やしたいときや、世界のプレイヤーをのぞいて見たいと思ったとき、通信チェスの世界が待っています。

JCCAの所属しているICCFが活動的と分類しているプレイヤーは、6478名います。ほかのTelechess(リアルタイム対局以外のチェス対局の分類)系と比べてプレイヤーの数は多いと思います。

私の場合、チェスに割く時間は、20代、30代のころ、ほとんど余裕がありませんでした。40代で、平日でチェスに割く余裕が少しでてきたかなというところです。40代の時期、郵便戦、Eメール戦も当時ありましたが、棋譜を記録する手間もなく、盤面見て考えるということもすぐできるWeb Server戦が動き出していましたので、まず、それをやってみたいなと思いました。ただ、郵便戦は、英語がいるのかと思い、TOEICが300台以下の私は、要辞書になるため、ちょっと避けていました。更に、Web Server戦参入は、日本人との対戦のあとにしようと思っていました。

チェスをする方には、対面型やインタネットのリアルタイムを好む方もいますが、時間は、1局1-2時間以上、対面は行き帰り含めて1日近く拘束しますので、そこまでの余裕は、私の場合、今でもないです。

2.国際戦の準備
国際戦をするためにはどんな準備が必要でしょうか?
Web Server戦の場合、オンラインのヘルプを読めれば、特に、準備は不用です。
初めてのときはICCFのIDが必要ですが、JCCAへの申し込みのときに、新規でお願いしますと連絡すればよいです。
Web Server戦での操作は、JCCAのホームページに、Web Server戦の必要最小限の説明がありますので、それを読めば、一通りはこなせます。
説明に記載のない操作は、分かりませんので、英語に慣れていない方は、GoogleツールバーなどのWebの翻訳機能使って読みほぐすという方法となるでしょう。
現在、JCCAのホームページにWeb Server戦プレイヤー用の画面付操作マニュアルがありますので、それを利用することが1番簡単だと思います。
あとは、定型の開始最初と最後のあいさつ文を考えることぐらいです。将棋や囲碁の最初と最後のあいさつと同じように、定型文を決めておきます。

私の場合、Web Server戦の必要最小限の説明を読んだあと、分からないところがあるたびに、目星を付けて、Googleツールバーの翻訳機能と辞書でオンラインヘルプを読みました。
最初のあいさつは、自分の年齢・所属地域・職業を説明して、”Best Regard””自分の名前”という文を作ってコピーアンドペーストをします。
最後のあいさつは、ありがとうとお礼に、”Best Regard””自分の名前”という文型を作ってコピーアンドペーストをします。
途中、近況などのやりとりがある場合は、Googleツールバーの翻訳やフリーの翻訳サイトを活用して返信します。ただし、どう書いていいか分からないときは、何も記載せずにいることもあります。
海外の方で国際戦に慣れている方ですと、定型パターンを決めて、コピーアンドペーストしている人もいました。

郵便戦では、各国の切手や絵はがきが楽しみとなるかもしれません。実際のやりとりのためには、定型フォームを作っておいて、やりとりするのが楽かなと思っています。定型フォームは、A局、B局の図面(8*8の格子)と手と月日と日数を書ける枠で、図面には、黒で黒番の駒(こま)、青で白番の駒(こま)で移動を赤で矢印が分かりやすいと思います。

鉛筆かシャープペンで下書きを事前に書いておいて、相手の手が来たら清書するという流れです。

次に、Web Server戦と同じく、定型の開始最初と最後のあいさつ文を考えるかなと思います。

あとは、切手を準備することです。国際戦の場合、はがきは日本と違い、航空便で3から6日間郵送日数がかかりますので、1人当たり月に2枚程度のやりとりとなるでしょう。航空便ではがきは均一70円ですので、6名と対局する場合、月当たり2枚/月/1人*6人*70円/枚=840円(切手12枚)、月に130円缶ジュース7本ぐらいです。月を4週としたら、週に缶ジュース2本買う程度の値段です。

3.どんな国際戦から始めたらいいでしょうか?
国際戦で1番手軽なのは、Free unrated 2-game matches白黒2局の自由対局ですが、エントリーから何から、自力を必要とします。
そのため、なれないうちは、世界チャンピオン選手権の予選への進出するためのプロモーショントーナメントの Open classがよいと思います。参加資格は問いません。Web Server戦と郵便戦がICCFのサイトに募集案内が公開されています。ここで、幾つか対局して慣れていたあと、テーマトーナメントやアジアアフリカ地域チャンピオンの予選や2、3年に1回のチェスオリンピック(代表チーム別)やワールドカップトーナメントに挑戦してみるのもよいでしょう。
世界選手権の予選は、JCCAからの推薦枠もありますので、試しに上位クラスがどういうものか推薦枠に乗ってみるのもよいでしょう。
ただ、やみくもにトーナメントをすると何のためにするか分からなくなってしまいます。そのため、ある程度の目標を決めるよいと思います。例えば、最終目標世界チャンピオンやアジアアフリカ地域チャンピオンやマスターという資格をとることも目標の1つです。また、新手の研究やオープニングテーマの研究を目的にすることもよいでしょう。

私の場合は、半年ごとにこのオープニングと幾つか決めて、対局の棋譜を見ながら、こういう手でこうくるのかとか考えています。最近は、相手次第ですが、ルイロペスのベルリンディフェンス関連が中心です。試行錯誤で手を考えますので、かなり勝率は悪いです。ただし、棋譜が残りますので、同じパターンは避けています。

(最後に)
国際戦では、英語ができない人でもちょっと下準備をしておけば、問題なく対局できます。参加は、事務局まで申し込んでください。新しい世界が開けます。

チェス入門の導(しるべ)

チェスで使用する盤や駒、チェスのルール(あなたの想像よりはおそらく簡単です)について知りたい方は 1. 概要 をご参照ください。
それは知っている、どうやって強くなるのか知りたいという方は 2. 学習コース が参考になります。英語サイトですが、図を見るだけで理解できるところもありますので、のぞいてみてください。

日本語サイトはないの~という方は(2)日本語コースを手がかりにしてください。

どのレベルの方にもお勧めしたいのは、棋譜並べです。入門者も棋譜記号の意味を理解したら、なるべく早いうちから始めるのが良いと思います。(3)に参考となるリンクがあります。

(1)英語コース

チェスに関する英語文献は膨大です。英語が少しでも読めるなら初めから英語で学びましょう。
使用する道具、ルール、勝敗を理解したら、上手に指して勝つための技術を学んでいきます。

1.まず、概要を把握しましょう。

Chess from Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Chess

Rules of chess from Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Rules_of_chess

Chess from Wikibooks, the open-content textbooks collection
http://en.wikibooks.org/wiki/Chess

Glossary of chess from Wikipedia, the open-content textbooks collection
http://en.wikipedia.org/wiki/Chess_terminology

Chess Opening Theory from Wikibooks, the open-content textbooks collection
http://en.wikibooks.org/wiki/Chess_Opening_Theory

Wikipediaには他にも有益なコンテンツが豊富にあります。

2.次に、体系的に学んでいきましょう。

How to get to 1900
A rapid improvement chess course for all class players. by John Coffey
http://www.entertainmentjourney.com/index1.htm
Beginner, Novice, レイティング800から1900までの100刻みごとに学習すべき内容を体系的に整理してあります。順を追って指示通りにゆっくり学習を続けます。800クラスに到達したらゲームに参加してみましょう。

英語サイトや英語書籍を読み進めるために下記の用語集がたいへん役立ちます。

チェス英日翻訳用語集(頻出一般語句含む、固有名詞除く) 作成:水野優
http://www.geocities.jp/transbowler/ChessTrans.html

チェス用語小辞典(英和)読解と上達のために 作成:西村裕之
http://homepage2.nifty.com/hnishy/chessterms.htm

・ネットにはもっともっと有益なサイトがたくさんあるでしょう。
・あなたの役に立ったサイトはぜひお知らせください。

(2)日本語コース

日本語によるチェス関連サイトは近年、急激に増加しています。

チェス 出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/チェス
通信チェスの解説もあるのがうれしい。より詳細はリンクページを参照できます。

チェストランス 水野優
http://www.geocities.jp/transbowler/
「古くてもチェスに真実は一つ!」として古典チェス書翻訳を多数公開されています。
英語の本じゃ読み切れない、と思う方はこちらでお探しください。内容は中級以上対象です。

・日本語によるチェス学習サイトで役に立ったサイトがあればぜひお知らせください。

(3)棋譜探し

Chess game collection from Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Chess_game_collection
棋譜をたくさん収集しているサイトへのリンク集です。

Great Game Archive from “Chess is Fun” by Jon Edwards (10th US CC Champion)
http://www.queensac.com/archiveintro.html
名局集です。画面分割の右側盤面で指し手を追うことができます。もちろん棋譜を書き写すか印刷して自分のチェスセットで並べる方が身になります。このサイトは宝の山です。探索してみましょう。[チェス切手のページもあります – “Chess on Stamps Exhibit”。マックユーザへ: 画面分割の右側になにも表示されない場合はコントロール+クリック(右クリック)で”リンクを新規タブ(ページ)で開く”を試してみてください。 編注]

初心のうちはなるべく名局と言われているゲームをたくさん並べましょう。好きな棋士ができたら、その人を徹底的にならべてみましょう。手の意味なんかどうせ理解できないから無駄だよって。そうではありません。早いうちから本筋の指し方に触れることに意味があります。ゲームがどのように進んでいくのかおぼろげにわかれば十分です。自分のレベルが上がれば、自ずと棋譜並べから得られるものが深くなっていきます。最初は1局並べるのに時間もかかるし、指し手を間違えてしまうこともあるでしょう。心配いりません。すぐに慣れてスピードアップしていきます。およそ技能(スキル)というものは体得すべきもので、頭だけで理解するのではなく、身体を使って覚え込むことが必要です。だから、図を目で追うのではなく、自分のチェスセットに並べましょう。もう一つの注意点は、解説は読まないということ。解説はうんと上達するまで読む必要はありません。同じ棋譜を覚えてしまうほど繰り返し並べ直すのも効果的です。棋譜並べは即効性に欠けるかもしれませんが、確実に地力が付いていきます。毎日の習慣にしてください。 (爪牙)

2015年11月8日 | カテゴリー : その他 | 投稿者 : jccaadmin